底地(貸地)の問題点

権利関係における問題点

借地人に相続が発生したが相続人が決まらず、借地人が誰かを特定できない。 建物の登記簿上の所有者と借地契約書上の賃借人が異なっている。 地代の振込名義人と借地契約書上の賃借人が異なっている。 一筆の土...

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建築基準法などの公法上の問題点

貸宅地の一部が路地状敷地であり、建築基準法上の道路に面した間口が2M未満のため、建物の再建築が不可の状態になっている。 貸宅地の一部が建築基準法上の道路に接道していない状態であり、建物の再建築が不可...

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収益性の問題点

固定資産税に対して地代の額が低く、税引き後に手元に残る金額が微々たるものである。 固定資産税は上昇しているものの、地代の値上げができにくい。 地代の値上げを要求したところ、地代を供託されてしまった。...

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流動性の問題点

底地(貸地)の価格は「更地の価格×(1-借地権割合)」と計算されますが、この価格(理論上の価格)で購入する第三者は皆無です。 第三者の購入価格は更地価格の10%程度であることが多いです。 したがって...

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相続税納税の問題点

底地(貸地)の相続税評価額は「更地の相続税評価額×(1-借地権割合)」と計算されます。 前記の流動性の問題点で解説しました通り、底地の相続税評価額は実際の資産価値よりも高くなることが大半です。 した...

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